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英文法を学ぶ
簡単な文法
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25.03.2023
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【簡単英文法】英語の時制を学ぼう!

目次

幼児や小学校低学年の子どもたちなら、無邪気に周囲のまねをして英語の歌を歌ったり講師のフレーズを口真似したりします。しかし、高学年の子どもは精神的に成長していて論理的に新しいことを覚えようとします。そこで必要となるのがマニュアルです。英語学習におけるマニュアル、それが英語の文法です。子どもは適齢期にわかりやすい文法が与えられると、英語を理解しやすくなります。

今日は英語を学ぶときに避けて通れない文法の壁の一つである「時制」について取り上げたいと思います。「過去形・現在形・未来形」は日本語にない概念なので理解するのにとても時間がかかります。その中でも特に【現在形】は理解するのが難しい時制です。この記事では現在形を中心に小学校6年生までに理解しておけばOKな時制を紹介します。

ノバキッドは子供の好奇心や関心を育てる英語学習に力を入れるだけでなく、子供のウェルフェアやメンタルヘルスの問題について、私たちの意識を高めることを大切にしています。

過去形・未来系は「点」、現在形は「幅」がある時制

本格的に英語を学習すると最初に扱う時制は「現在形」です。その後に学習する過去形・未来形と合わせて「3つの基本時制」のうちのひとつです。ところがこの「現在形」は意外とクセモノです。他の二つの時制にはない特徴があるので、正しく理解するには時間がかかります。まずはお母さんが正しく理解して子どもの質問に答えられるように準備しておきましょう。

*過去形

I was 10 years old in 2013. (私は2013年に10歳だった)

2013年の時点(過去)において、「10歳だった」と伝えています。

*未来形

I will be ten years old next year. (私は来年10歳になります)

来年の時点で10歳になります、と伝えています。

*現在形

I am 10 years old. (私は10歳です)

日本語訳は「私は10歳です」で間違ってはいませんが、もう少し深く考えてみましょう。昨日私は何歳でしたか? 明日私は何歳でしょうか

現在形は「今」のことだけでなく、少し前から少し未来のことまでを含めた時間を表現しています。過去形と未来形がそれぞれの時間軸ので表現できるのに対して、現在形には「幅」があるのです。これが現在形の大きな特徴です。

英語の現在形を子どもにわかりやすく伝えるために、現在形ではなく「いつものこと形」と呼ぶことを提唱します。これは私のオリジナルではなく、ある英語の先生が教えてくれたことです。

「いつものこと形」なら、英語の現在形を的確に表しています。例えば、I drink coffee after meals. なら「私は食後コーヒーを飲みます」という「いつものこと」を表現しています。

高校の受験参考書の解説には「現在の反復動作」「不変の真理」に現在形を用いると書いてありますが、子どもにそんな説明をして理解できません。

「不変の真理」を表す例文として代表的なものを紹介します。

The earth goes around the sun.

これも「いつものこと」で充分説明できます。地球が太陽の周りを回っているのは「いつものこと」だからです。

子どもに3つの基本時制「過去形」「現在形」「未来形」を教えるときは、現在形は「いつものこと形」として理解させましょう。現在形だけ「幅」のある時制であることを教えてあげるだけで英語の理解度は格段に違ってきます。

「今」を語るときは現在進行形

では今この時点のことを表すには、どうしたらいいのでしょうか。答えは、「現在進行形」です。次の例文をみて違いがわかりますか?

I listen to music every day.(現在形orいつものこと形)

I am listening to music.(現在進行形)

先述のとおり、「いつものこと形(現在形)」には幅が感じられます。おとといも昨日も今日も明日もあさっても「音楽を聴く」のです。現在進行形では「(今)音楽を聴いている」ことを表しています。幅は感じられず、今この一点だけです。

子どもに時制を教えるのはプロでも難しいです。日本語の「現在」という文法用語に引きずられて、「今」を表す現在進行形と「いつものこと」を表す現在形を混同する傾向があるからです。

また「現在形」では「3人称・単数(he, she, itなど)」が主語になると動詞に「s」をつけるルールがあります。そのため3つの基本時制の中で最も難しい時制といえるでしょう

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3つの基本時制+3つの相(進行形・完了形・進行完了形)

子どもが時制を学ぶときに混乱してしまうもう一つの原因は、時制の知識が整理されないまま詰め込まれるからです。3つの基本時制のあと、進行形や完了形などが追加されると訳がわからなくなります。まずは3つの基本時制を覚えることが重要です。その他のものはこの基本時制のバリエーションであり、「味付け」のようなものです。

基本形 過去形 現在形 未来形
相(味付け) 時制 過去 現在 未来
基本形 過去形 played 現在形 play 未来形 

is/are going to play

will play

進行形 過去進行形

was/were playing

現在進行形

is/are playing

未来進行形

is/are going to be playing

will be playing

完了形 過去完了形

had played

現在完了形

have/has played

未来完了形

will have played

完了進行形 過去完了進行形

had been playing

現在完了進行形

have/has been playing

未来完了進行形

will have been playing

 

ご覧のとおり、時制は全部で3×4=12あります。しかし、基本はあくまでも過去形・現在形・未来形です。「進行」「完了」「完了進行」は「味付け」です。もし子どもに英語の時制について解説を求められて混乱してしまったら、一度この表を眺めてみることをおススメします。

まず、重要なのは黄色とオレンジのハイライトした時制と相をマスターすることです。小学校6年生までにこれが理解できていれば十分、簡単な英語の本を読むことができます。マスターする時制の優先順位は黄色オレンジです。

大人でも理解するのが難しい英語の時制。知識を詰め込み、暗記に頼ると文法は苦手になってしまいます。概念をまず、理解しゆっくりと少しずつわかるようになっていきましょう!

いかがでしたか?もし記事の内容が参考になった場合は、ぜひ下記の、いいねボタンを押したりコメントをお寄せくださいね!

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