7 min 2011年度から小学5～6年生の英語の授業が必修となり、2020年度には小学校3年生からの英語教育もスタート。英語学習の低学年化がますます進みつつあります。そのため就学前の習い事として、英語のレッスンを検討しているご家庭も多いのではないでしょうか。一口で英語のレッスンと言っても、レッスン内容はさまざまです。今回は、就学前の子どもの英語レッスンにはどのようなものがあるのか、特に英語のオンライン学習のメリットを考えてみたいと思います。英会話オンラインスクールの選び方についてはコチラの記事を参照してください。
子供が英語学習をオンラインでするメリット
時間を選ばず、自宅でできる
オンライン英語学習の最大のメリットは自宅で手軽にできるという点です。面倒な送迎も必要ありません。親の目の届く範囲でレッスンが受けられるので小さな子供の場合でも安心です。
コストも抑えめで家計への負担も少ない
町の英会話スクールに比べ、オンラインクラスの場合はレッスン料も割安な場合がほとんど。英語を「勉強する」というよりは気軽に慣れ親しんでほしいと願う親にとってコストがあまりかからないというのは大きなメリットといえるでしょう。
上記は就学前でも後でも変わらない、英語のオンラインクラスの２大メリットです。では、学校に行く前の英語学習のメリットは何なのでしょうか？
一つは英語の発音が聞き分けられる「耳」が育つことです。脳が活発に発達し、言語をどんどん吸収するのは9～10歳ころまでと言われています。言語の習得が早い方がいいと言われているのもこのためです。この時期なら日本人が苦手とするRとLの発音や聞き分けがスムーズに習得できます。
就学前の子どもたちは言葉を耳から獲得していくことがほとんどです。そのため、日本語、英語に関わらず「聞こえたままに真似をする」ことがとても得意です。日本語でもそうだったように、言語習得の第一段階は「聞く」ことです。早い段階からネイティブの発音する英語に触れる機会をたくさん持つことで、日本語にはない音を聞き分けられる耳が育ちます。
2番目のメリットは、英語を自然に楽しめることです。親である私たちの世代は、初めて英語に出会うのが中学生になってからという場合が多いのではないでしょうか？英語は「教科」であり、テストを受けて「成績で評価されるもの」だったので、楽しいと感じるよりも「勉強しなければいけないもの」でした。その点、就学前の英語学習はとにかく「楽しむこと」を重視します。
オンライン英会話スクール、ノバキッドも子供が楽しみながら英語を学ぶことを大切にしています。経験豊かな教師でもあり、ノバキッドの教材開発責任者であるエイミー・クロレベーツカヤ氏はノバキッドのオンラインクラスについてこう述べています。「様々なゲーム形式やリワードシステム、両親が進捗状況を確認できるユーザーフレンドリーなインターフェースのおかげで、家族全員がオンライン教育の成果と満足感を味わうことができています。」
子供が英語学習をオンラインでするデメリット
では逆に就学前の子供のオンライン英語学習のデメリットは何でしょうか？一つは学校に上がる頃には、学校で習う内容をすでにオンラインクラスで習ってしまい、学校の英語のクラスが退屈に感じてしまうことです。ある意味では「贅沢な」デメリットといえますね。もう一つのデメリットは、親がオンライン学習を無理強いしてしまい、かえって英語嫌いになってしまうことです。
どちらも親のアプローチ次第で解決できるデメリットです。一番良い方法は、オンラインとオフラインを組み合わせることです。適切なスケジュールで組まれたオンラインクラスを受講することで、学校のプログラムに順応しながら、同時に何か別のことを勉強することができます。例えば、リスニングやネイティブスピーカーとの会話など、学校の授業ではカバーできないことをオンラインで取り組むのもおすすめです。そして、決して無理やり英語を学ばせないことです。子供は、興味をもったことは、自然に学んでいきます。どうすれば興味を引き出せるかということを重視しながら、子供の英語学習に取り組んでみてください。
