子どもの頃は、世界に様々な色合いがあって特にカラフルに見えます。言語学習において色の話題は通常、最初に学習するテーマの一つです。自分の周りの世界をより深く知ることができるからです。
英語を習い始めたばかりの子どもたちは、まず次のような基本的な色を覚えれば十分です。
1) Red(赤);
2) Orange (オレンジ);
3) Yellow (黄色);
4) Green (緑);
5) Blue (青);
6) Brown (茶色);
7) Purple (紫);
8) Pink (ピンク);
9) White (白);
10) Black (黒)
ただし、一度にたくさんの色を使って、小さなお子さんの頭がパンクしないようにしましょう。一度に2色くらいに絞って、その色に慣れてきたら増やしていきましょう。その2つの色を見たら、必ずお子さんの注意をそちらに向けてください。小さいお子さんを混乱させないためにも、似ていない色を使うほうがいいでしょう。例えば、青と紫、赤とオレンジを一緒に覚えるのはやめましょう。赤と緑、青と黄、黒と白など、対照的な色を選ぶとよいでしょう。
ここでは、幼児が楽しく学べる5つのゲームをご紹介します。
色付きのカード
これは、色を学ぶための最もシンプルで効果的な方法です。厚紙でカードを作り、色を塗って、名前を書くのです。お子さんは色だけでなく、自分の名前のつづりも覚えることができます。
このようなカードがあれば、家でもお散歩でも勉強ができて便利です。お子さんに色を見せて、その色の名前を英語で言ってもらい、周りにある同じ色のものを探してもらいます。
虹
虹は、色を学ぶのに最適な視覚教材です。お子さんたちは英語で色を言いながら虹を描いたり、プラバンで作ったり、色紙で虹の絵を制作したりできます。色を学ぶだけでなく、細かい運動能力の向上にも役立ちます!
また、色を学ぶためにお子さんと一緒に歌えるRainbow song (虹の歌)をご紹介します。
Red and yellow and pink and green
Purple and orange and blue
I can sing a rainbow
Sing a rainbow
Sing a rainbow too
Listen with your eyes
Listen with your ears
And sing everything you see
I can sing a rainbow
Sing a rainbow
Sing along with me
Red and yellow and pink and green
Purple and orange and blue
I can sing a rainbow
Sing a rainbow
Sing a rainbow too
いも虫
お子さんに色紙でまるを切り取ってもらい、それを紙の上に貼り付けると、色とりどりのいも虫ができあがります。そして、お子さんに、英語で色の名前を言いながら、指を1つのまるから別のまるへと動かしてもらいます。この感覚的なアクティビティは、手や指の小さな筋肉を使った細かい運動能力の向上にも役立ちます。
なかま分け
子どもたちは「なかま分け」が大好きで、これは子どもたちの細かい運動や学習活動にとっても非常に重要なことです。そこで、学習する色のものをいくつか用意しましょう。例えば、小さいお子さんはポンポンが柔らかくて大好きなので、ポンポンを使った学習に喜ぶことでしょう。最初に各色のポンポンを1つずつ出して置きます。色の名前を言いながら、ポンポンをそれぞれの色の山になかま分けしてもらいます。お子さんがまだ口に物を入れることが多い場合は注意してください。
英語のアニメやビデオを見ることも大いに役立ちます。ノバキッドのキャシー先生は、子どもたちのために色についてのビデオを用意してくれました。このおもしろい歌を一緒に歌ってみてください。
ゲームをすることは、子どもたちに毎日の学習を促すための最良の方法の一つです。あなたの小さなお子さんは、常に自分の周りのすべてを聞いて吸収しています。そして、お子さんの学習の鍵は、あなたのサポートであることを常に忘れないでください。