マーティーがドアをあけて、アストロとルナが見たのは、まさにおどろくべきこうけいでした。マーティーのへやは さまざまなきぐでいっぱいでした。けんびきょうやびんのほか、マグネットコイルがついたわけのわからないそうち、ワイヤー、ちょう小がたかいろがありました。音楽スピーカーのよこには、とうめいなガラスとびらのついた、きょだいな れいぞうこがあり、中には さまざまなぶっしつがはいった、あらゆる色と
形、大きさのびんが つめこまれていました。みどりのゼリー、青いえきたい、そしてむらさきいろのクリームがいくつか。
「わあ!すごい!」ルナはさけびました。ほんもののけんきゅうしつね!」
「かっこいい!」 アストロはこうふんして言いました。
「ざんねんながら、あいているばしょがなく、あらゆるしゅるいのどうぐがつめこんであるのですが、どうにか考えましょう」マーティーはそう言って、小さな手で、テーブルの近くのひじかけいすにおかれた きょだいなはこをつかみ、後ろにたおして ゆかにおきました。「さあ、これで、ひじかけいすと はこの上に すわれます。」
「それで、これはなに?」アストロは、きんぞくのはこをさしてたずねました。
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