ノバキッドまほう学校。第3章
ノバキッドまほう学校

ノバキッドまほう学校。第3章

...うちゅうをたびすることについて

アレックスはベッドにすわって 本をよんでいました。ふつうの町の、ふつうのアパー トにいる男の子。ちょっとしたことをのぞけば、まったくとくべつなことはありませんでし た。それは、よんでいる本が まほうげんごで書かれていたことです。アレックスは、まだすべてのことばをりかいすることはできなかったけれど、がんばっていました。かたわらには でんしじしょつきのスマートフォンがおいてあり、アレックスはそれをつかって 新しいたんごのいみをしらべていました。とつぜん、つうちががめんにポップアップしました。アレックスはそれをかくにんして、おどろきのあまりかたまってしまいました。「ノバキッドまほう学校」というユーザーからこんなメッセージがあったのです。「たすけをもとむ!」
友だちのひとりが なんとか人間かいに メッセージをおくることにせいこうした ようでした。でも、だれが?アレックスにはわかりませんでした。でもそれはじゅうようではありませんでした。だいじなことは、自分の力をひつようとしている人がいるということ。そう思うと、いてもたってもいられなくなりました。でも、アレックスも、何も知らせずに いせかいに しゅんかんいどうするわけにはいきません。アレックスがへやにいないことに、りょうしんとネコのバルトロニャーが気づいたら、しんぱいしはじめるでしょう。何か かいけつさくを見つけなければなりません。アレックスがベッドからおりて へやのそとに出ると、テレビの前にママとパパがいました。
「ママー、パパー、ぼく、もうねるよ。わかった?」
おかあさんはビデオを いちじていしにしました。

「まだ早いのにどうして?」おかあさんはおどろいてききました。
「べつに…ただねむくて…それにあした学校に早く行かなきゃならないし…」
「びょうきじゃないわよね?」おかあさんは ふあんになってアレックスのそばにいき、手をおでこにあてました。
「うん、だいじょうぶだよ。ただねむたいだけ」
「ならいいわ、よくおやすみなさい」おかあさんはそう言って、アレックスのおでにキスをしました。

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