「つまり、ぼくたちは、グレムリンの こんせきがわからず、なべについても なに も明らかになっていない。そのけつろんは、グレムリンは、きえたのでも かくれているのでもないということだ。そのいっぽう、まほうげんごりょうの学生は まだ見つかっていない。そのいみするところは…」
「…見つけなければならないってことね!」とルナはさけびました。
「そのとおり。おそらく、このじけんをかいけつすれば、ワトソンくん、グレムリンが学校のなかで あらわれたりきえたりするなぞをとく手がかりが えられるだろう。」アストロはそうつづけました。
「ワトソンって?アストロ、あなたわたしのなまえを わすれたの?」

「いいや、わすれてないよ!イギリスの作家、アーサー・コナン・ドイルが書いた、たんていのシャーロック・ホームズと、そのじょしゅのワトソンはかせが、さまざまなふしぎなはんざいを ちょうさする話がたくさんあるのさ。ちょうどぼくらのように!だから、ときどきはきみのことを、ワトソンくんってよんでもいいんじゃないかと思って。」
「じゃあ、あなたはシャーロック・ホームズってわけ?」
「そのとおりさ、ワトソンくん!」
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