ノバキッドまほう学校。第2章 - Blog Novakid Japan
ノバキッドまほう学校

ノバキッドまほう学校。第2章

ル・オカプリのしょうかい、べつのしんぱいな知らせを聞く、ルナとアストロはグレムリンに会いにいく

「きみたちに さいしょのにんむをあたえる!」
ノーブス・ウィズワードがそういったとたん、だれかがドアをノックしました。
「あれはかれにちがいない!」校長は小さな声でさけびました。それからドアのほ
うをむいて、こんどはもっと大きな声でつけくわえました。「入りなさい!」
ドアはすぐにひらき、ヒョウのリー・オカプリがへやにとびこんできました。リーは れいぎ正しくおじぎをし、そのしせいのまま、うごきませんでした。オカプリは古いイタリアの きしの家がらで(だからこんなかわったなまえなのです)、学校でいちばん れいぎ正しい生きものというひょうばんでした。

「オカプリ、えんりょなく話しなさい、気をもませるでない。どんな知らせをもって きたのだ?」ウィズワードはしんぱいそうにききました。
「かたじけのうございます、かっか」オカプリはおじぎをしたまま言いました。「かっか、知らせはけっしてよいものではありません、むしろしんぱいすべきものでございます。まほうげんごりょうの学生のひとりが数時間前にすがたをけしました。自分のへやにも、じしゅうようのすにもおりませぬ。ちかくのえだのりょうもしらべましたが、そこにもおりませぬ」
「その学生が、まほう学校のこうそくにいはんし、まほうの木のきょうかいから出ていったかのうせいはあるかね?」と、ノーブスはたずねました。「いえ、ございませぬ。けいびいんが気づかぬどうりがありませぬ。されど、だれもその学生が出ていくのを 見てはおらぬのです。」
「ただかくれているだけだとしたら?」 ルナはもじもじしながらしつもんしました。「もしかしたら、かくれんぼあそびをしていて、あそびがもうおわったことをしらないのかも」
「おお、それはありませぬ、ルナさま。言わせていただければ、そのようなことが子 どもたちにおこったことはこれまでございませぬ。子どもたちはいつも、あそびがおわったときをわかっておりまする。これがおとなであれば、ひとりであそびつづけることもできたと思いまするが。されど、子どもはそのようなことはけっしていたしませぬ。これは何かべつのことでございまする」
「うむ…きみたち、だい2のにんむじゃ」ノーブスはルナとアストロに言いました。

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